玉垣再建、紅葉

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    10月25日より始まりました玉垣再建工事は、日を追うごとに進捗し、建込み工事は早終わりつつあります。

     

     

     

     

     

     

     

    基礎を二重にして、あの地震で倒れた玉垣ですが、今後の少々の地震では決して倒れないように万全を期しています。

     

     

     

     

     

     

    ご芳名が入った玉垣は、震災復興のまたしてもの一段落の集大成とも言えるもので、崇敬信者様も特に震災後の尽力に携われた方々のお名前が並び、亡き名誉宮司、そしてボランティア様方や役員総代・神社社員の名前も刻まれています。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    玉垣再建工事は新嘗祭までに一応完了し、その後は付随する工事としてあちこちの石関係の修復工事が予定されておりまして、それは年明けまで続く見込みとなっています。

     

     

     

     

     

    折しも、11月17日に前年度に引き続きアメリカ国務省の方々がボランティアとしての作業も含め、日本語研修の一環として6名、一泊でご来山されました。

     

     

    日本独特の障子張りの作業の前段階として障子を水で流してはがし、さんを磨く作業に従事頂きました。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    皆さま翌日には金華山山頂まで登られ、夕食直会には国際談義で花が咲き、充分に満足されたご様子でしたのが何よりでした。

     

     

     

     

    また、ちなみに現在は、大広間前、松と楓の「相生の松」が紅葉の最高潮を見せております。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    寒くなると、一気に一晩で紅葉してしまう自然の不思議で、こうしたものに美しさを見出し、愛でる文化は日本だけなのでしょうか・・

     

     

     

     

    黄色が鮮やかです。

     

     

     

     

     

     

     

     

    秋は11月23日の新嘗祭を以て大祭が完了し、後は冬のお正月に向かってひたすら準備が進むこととなります。

     

     

     

     

    それにしてもこの一瞬の紅葉を、時間を感じて楽しみたいものです。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    鹿たちも金華山で皆さまをお待ちしております。

     

     

     

     

     

     

     

     

     


    金華山灯台のことなど・・

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       今年11月1日に点灯開始から140年を迎えた「金華山灯台」が先日初めて報道公開されましたが、金華山には未だ新聞が届かないため、昨年の11月5日の同様の記事を以てお伝えするしかありません。

       

       

       金華山の南端に位置するこの灯台は、県内で最も古い歴史を持ち、明治時代、スコットランド人のリチャード・ヘンリー・ブラントンの主導で建設された御影石製の洋式の灯台です。

       

       1945年の太平洋戦争など、幾度もの困難を経て、修復されてきました。

       

       2005年まで気象台の職員が常駐しておりましたが、同年常駐を解消し、今は90日ごとに保守点検に本部職員が訪れています。

       

       津波被災の険しい海側の道のりを通って行くか、頂上から山越えして行くしかありません。

       

       

       ヘリポートもある、立派な建物です。 太平洋の洋上要所に建てられているため古来重宝されてきました。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       また、それとは別に、今年同じ「石巻かほく」という地元紙で、1月1日から8日まで連載された「鯨の町」の軌跡という記事がありました。

       

       

       今年は最初の捕鯨会社が進出してからちょうど110年に当たっていたそうです。

       

       

       1906年、山口県下関市の東洋漁業が鮎川に進出すると、初年度に33頭を捕獲し、11年には国内12社のうち9社が牡鹿半島に進出、和歌山や高知など全国から労働者が流入したそうです。

       

       

       

       

       

       

       

       

       50年代後半に全盛期を迎えると、年間2000頭以上を水揚げし、旧牡鹿町の人口は1万3000人を超え、約8割は捕鯨と関連した仕事に就いていたそうです。

       

       しかし、70年代に入るとIWC(国際捕鯨委員会)の規制が強化され、87年、日本は商業捕鯨から撤退し町の人口も減少の一途をたどり、90年には約6800人まで半減していました。

       

       

       最盛期には、町には映画館やビリヤード場、キャバレーや飲食店も多くあったそうです。

       

       

       昼夜、鯨の解体作業が行われ、鯨の匂いが町に漂い、金華山観光と相まって、鯨まつりも石巻と同様の賑やかさだったといいます。

       

       

       

       

       

       

       1953年、第一回の鯨まつりが開かれ、海岸線は露店で埋まり、チリ地震津波があった60年に一度中断されても4年後に復活、71年に牡鹿コバルトラインが開通すると、牡鹿地区を年間70万台が訪れた年もありました。

       

       

       

       

       

       

       54年、町立鯨博物館が開設されましたが、商業捕鯨から撤退した後の90年、博物館は観光施設に生まれ変わり、「おしかホエールランド」として地域のシンボルとして多くの観光客を受け入れました。

       

       

       (ホエールランドは東日本大震災で被災し取り壊され、2018年度に再建される予定です。)

       

       

       

       

       

       

       

       

       東日本大震災で鮎川は約10メートルの津波に襲われ、700世帯のうち半数が全半壊、震災前1400人ほどあった人口は現在、約900人にまで減っております。

       

       

       

       「捕鯨の町」から「捕鯨文化の町」へと変貌してきた経緯を持ちますが、今なお、捕鯨文化の継承は望まれています。

       

       

       

       

       地域に歴史あり、ガレキが撤去され更地となった閑散とした土地にも、かつての営み、潤い、賑わいの紡ぎあった人々の思い出が、同じその場所の真上に生きてきた時間を経て、途方もなく隔たってしまった現在があります。

       

       

       

       それをいかに、今から、ここから、建て直して行くか、それはその土地に住む人々の元気に依るしかないかもしれません。

       

       

       

       しかしその元気も、皆高齢化していき、昔の街並みもイメージが忘れられ、「思い出は 消えそうだよ」という「くるり」の歌のように、しぼみがちです。

       

       

       

       しかし、金華山の歴史は、そうした栄枯盛衰を含めて、何度も復興を成し遂げてきたはずです。

       

       

       

       信仰の歴史は、ひそやかになったときほどご利益が高まり、そうしてまた多くの人が何かを求めてこの島を訪れます。

       

       

       

       そうした方々を受け入れるためにも、金華山の島としても神社としても、やはり復興は成し遂げられなくてはならないものと、再び確認いたします。・・・

       

       

       

       

       

       


      工事に次ぐ工事・・

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        去る10月25日、石鳥居後ろの玉垣再建工事の安全祈願祭が行われ、翌日から工事は着工いたしました。

         

         

        加美郡加美町の三嶋石材店様による工事で、工期は約1カ月を見ております。

         

         

        11月23日の新嘗祭をはさみ、12月中旬には全工事が終了する見込みです。

         

         

         

         

         

         

         

        地震で倒れた玉垣の再建が、またもや崇敬信者様の方々による篤い奉納があり、何とかこうしてこぎつけた次第です。

         

         

         

         

         

         

         

         

        今回の玉垣奉納方々には、震災後特にお世話になっています方々の集大成ともなり、そのご芳名がずらりと並ぶ形となります。

         

         

        「東日本大震災復興祈願」と銘打った玉垣も建てられます。

         

         

         

         

         

         

        その段取りが下地のコンクリート打ち込みで、その範囲は伸びて鐘楼付近まで建てられます。

         

         

         

         

         

         

         

         

        資材は台船で運搬し、コンクリートミキサーやカニクレーン、ユニック車とミニユンボも運び込まれております。

         

         

         

         

         

         

        お詣りの際には鳥居部分を迂回する形となりますので、ご注意ください。

         

         

         

        来月には下の写真のように刻銘された石柱がずらりと並びますので、それはとても楽しみであります。

         

         

         

         

         

         

         

        参道の工事も着々と進められておりまして、市道となる部分として、上、下、そして中央の深くえぐれた部分の特にのり面などが苦労しそうな工事です。

         

         

        こちらは石巻市・(株)丸本組様により施工されております。

         

         

         

         

         

         

        工事に次ぐ工事で、桟橋の船待合所も年を越してからの完成となり、ようやくまた新しい展開が見えそうな予感があります。

         

         

         

        部屋の片づけなどが一時的に散らかってしまった後により綺麗になるように、工事中は境内の雑然とした感じが仕方のないことですが、その後にはより立派な姿が見えてくるものと期待しております。

         

         

         

        玉垣の工事が終わると竣工祭も行われますが、今年年末年始には、完全な姿が必ずや見られるはずですので、ご参拝の皆さまもその新しい姿を楽しみにご来山ください。

         

         

        ただし、船の待合所はお正月に間に合わないとのことですので、防寒には十分ご注意願います。

         

         

         

        工事に次ぐ工事、そうして金華山も新生してまいります。・・・

         

         

         

         


        秋のボランティア作業

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           10月22日、23日、一泊二日でまたも this is a pen 様8名の方々にご来山頂き、復旧作業をまた少し進めることが出来ました。

           

           

           今回の課題は、「油倉庫」と言われているガソリンなどの危険物貯蔵庫の仮復旧作業が一つで、燃料は離島に欠かせないものであるため、このような重要な場所も、被災後5年を経てまだ復旧できていない状況は恥ずかしくもあるのですが、参集殿潔斎場などの修復もあり、なかなか手が回らないところでもありました。

           

           

           

           

           

           

          後ろの建屋に鉄の柱を建てましたので、後は壁や屋根を仮に張るための段取りとして、雨水の側溝部分を掘って行きます。

           

           

           

           

           

           

          これらはものの一時間ほどで完成しました。

           

           

           人数のマンパワーがありました。

           

           

           仕上がりはきれいです。

           

           

           

           

           

           

           そして第二関門、先日の大風による倒木が神池周辺であり、それの撤去作業でした。

           

           

           なかなかに危険をも伴う現場でした。

           

           

           

           

           

           

           

           

           何とかして神池玉垣内の倒木は撤去出来たものの、チェーンソウも壊れてしまい、けが人も出たので、二本の倒木を残して、ここは早々に退散することとなりました。

           

           

           それでもお参りしていたためか、大難が小難で済んでいることは出来ました。・・

           

           

           

           そして三つ目の現場、表参道降り口の石階段のセメント補強作業です。

           

           

           まずは掃除をして石をきれいに出し、その後セメントを、コンクリートとモルタルに区別して練っていき、左官屋さんのようにコテでならしていく作業が続けられました。

           

           

           

           

           

           

           

           仕上がりは上々でした。 古くから補修を繰り返してきた場所でもありました。

           

           

           皆さんセメントの使い方をすっかりマスターされたようでした。

           

           

           

           

           

           

           

           震災後、5年半を経て、まだまだ作業が続けられていることに、多くの方々はいかが思われることでしょうか?

           

           

           

           ガレキが撤去されても更地となった津波被害の場所には、まだまだ復旧の兆しすらなく、セイタカアワダチソウなどの外来種の雑草が広く生い茂っている場所も多くあります。

           

           

           

           それを見ても、こうしてボランティア作業が続けられていることは本当に有難く、感謝すべきものと思います。

           

           

           

           いまだ地震があちこちで起こり、台風被害も片づけがままならない場所がある中で、多くの支援を受けつつ、5年半前の被害から、少しずつ、少しずつ前に進んでいる金華山であります。・・

           

           

           

           

           

           


          平成28年例大祭を終えて

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            去る9月25日、盛大に斎行された例大祭の写真が届いておりましたので、遅ればせながらご報告申し上げます。

             

             

            祭典当日はたまたま日曜日に当たり、参籠者も含めて総勢160名の参列となり、久しぶりの盛況でした。

             

             

            例祭日は毎年9月25日に行われ、これは秋の彼岸の明けの日にもなります。

             

            (春の彼岸の入りの日が頂上奥の院大海祇神社の例祭日に当たっていることと、何か関係があるものと思われます。・・)

             

             

            祓所で修祓が行われます。

             

             

             

             

             

            その後拝殿に参列し、石の間・御本殿において例大祭は執り行われます。

             

             

             

             

            寒川神社利根宮司様も参列されたことは以前の記事で書きましたが、責任役員・氏子総代始め多くの崇敬信者様がご参列なさいました。

             

             

            当社独自の弥栄舞が奏行されます。

             

             

             

             

             

             

            そして祭典は無事滞りなく終わり、直会も圧巻でした。

             

             

             

             

             

             

            このように混雑したのは震災後久しぶりのことで、ここまで来るにも実に様々なご支援があってのことですが、それを思うとまさに感無量でした。

             

             

             

             

            その後、神鹿角切り行事祭、恵比須祭と無事祭典を終え、秋もたけなわとなっておりますが、先日のやや強い宮城県沖地震で参集殿屋上のタンク付近配管が壊れてしまって水漏れしたり、台風の風により御本殿近くの松枯れの木が倒れてしまい瑞垣に被害が出てしまうなど、相変わらず問題の絶えない金華山ですが、何とかかんとかやり過ごしております。

             

             

             

            大自然の離島の環境にひっそりと佇む金華山の神社は、来島者も絶え間なく多いことを考えても、一法人の黄金山神社だけでは到底守りきれず、島の環境を守るためには、国立公園になった限りは国の援助も欠かせないものになるのではないかとも思われる今日この頃です。・・・

             

             

             

            震災からの復興は、実に5年半を過ぎてもまだまだ続き、絶え間ないひっそりとした戦いが、ゆるむことなくそこでは続けられております。・・・

             

             

             

            そして季節はやがて秋から冬へ、今年も徐々に移行してまいります。

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             



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